2014年3月24日月曜日

第十回 起業に至るまで リクルートに入ってまず考えた事

ここまで学生時代と就活を通してどのようにして目標だったリクルートに入社するかを書きました。そしてその目標は達成でき無事入社することができました。

素晴らしいお客様や仲間、上司、先輩との出会いで芽生えた気づきなどはまた別の機会にてお伝えさせて頂きます。

さて、入社したその日から私には新しい目標ができました。
その目標への考察はリクルートを退職するその日まで続きます。片時も私の頭から離れず、常にあったその思いとは



「どのようにリクルートを辞めるのか」でした。


キープヤングを標榜するリクルートでは私が入社する時も事業部長クラスも30代と本当に若々しかった。

独立精神が豊富で起業家の気風にとむ社風。と同時に定年退職を迎えた人がほとんどいない会社。確か現在までも数えるくらいしかいなかったはずです。

ということは転職、起業は常に視野に入れておかなければならない。

確率論の問題ですがほぼそうなるとかんがえました。

何の足がかりもなく、

目の前のチャンスに挑み

自ら機会を求め

考えて入社した私には最初から自分の生き方について常に考える、という癖がありました。

(多分その頃私と過ごした方はびっくりされると思います。そんな雰囲気はおくびにも出しませんでしたが。)

逆に何も考えずその時を迎えて、いきなりセカンドキャリアを考えても自分自身の生きたいようには生きられない。

そんなに甘いものではない。
その日はいつか来る。確実に準備をしておかなければならない。

どのように準備するのか。

仮に起業するにしても、起業自体は一つの手段であってそれを目標としてはいけない。

入社して数年。20代前半で結婚した私は早いタイミングから家族をどう養うかが人生の中で大きな意味を持っていました。

「永遠のゼロ」ではないですが
まずもって生きていかなければならない。失敗は許されない。

また、生きて行く事だけにフォーカスし、
・好きではない事
・向いていない事
・苦手な事

に従事する事は絶対にやめようと考えました。

かえって無理が高じて事は長続きせず失敗するリスクも高まる。

自分が

自分らしく
好きで
楽しく生き生きと

かつ社会に貢献できる仕事を
続けて行きたいと考えました。

自分がしたい事、できる事、するべき事はなんだろう?

そして自分の特性ってなんだろうか?本格的な自分探しの旅が入社のその日から始まったのです。

スマートソーシャル 酒井


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