2014年10月17日金曜日

自分に向いてる仕事とは

リクルートの時に若手からなぜこの部署に配属になったか
聞かれたことがある。その時は答えることができなかったが
ある時人事の同期にズバリ聞いて見たことがある。

人事の見解は一言「運」だった。

考えてみれば当たり前で、会社対会社の係争を取り扱う
法務のような特殊な部署を除けば学んだ学部学科など
ほとんど配属の参考にはされず、事業のニーズに何人の
新卒を配属できるかという業務に於いて一人一人の
向き不向きなぞ斟酌していては成り立つはずもないのだ。

仕事に向き不向きはない。
あるのは仕事に立ち向かえる自分がいるかどうかだ。

配属されたいろいろな仕事で
出会った「困難」の中にこそ
新しい経験、知識、人間関係それを通した
成長した自分と言った宝物が隠れている。

世界の黒澤明監督が本当は絵が好きで絵描きに成りたかったがつけたのが映画の仕事で監督を目指した、と言う有名な話もある。

向き不向き、好き嫌いなどという事を論じる前に
目の前の同僚、上司、パートナーの信頼をいかに得れるかに
考えを寄せて欲しい。

小さな成功はあなたの自信となり更に自分自身の仕事への探究心となって
くるであろう。

あなたはその時思うはずだ

この仕事が好きで向いている、と。