2014年5月16日金曜日

第十五回 起業の事業内容を決めた話

最高の能力を持つ、沼田、小田倉という盟友を得て、企業のマーケティング活動にスマートフォンやソーシャルメディアを駆使するビジネスモデルを提案していこうと思いました。


タイミングはちょうどスマートフォンが世の中に出始めたタイミングでした。
今までのガラケーから、世界標準のフォーマットのスマートフォンにいずれ切り替わる。

その時、企業のマーケティングはスマートフォンをフルに使ったものになる。
つまり、SNSに代表される「ソーシャルネットワーク」や「スマートフォンアプリ」
が主力だ。来るべきその日のために最先端のアプリ開発のノウハウとマーケティングの
ノウハウを貯めて、企業のマーケティングをお手伝いしたい。

ただし、仮説に基づく提案営業となると足が長い。
起業とは刻々と消費されるコストと得られる収益の足し算引き算しかないと思っておりましたので、先ずはなんとしても「収益」が確定することをしなければならない。

我々の資本は微々たるもので、しかも三人とも結婚をして家族もいます。

企業のマーケティングを「ソーシャルネットワーク」や「スマートフォンアプリ」でお手伝いする事業目的とし、そのために出来ること、するべきこと、確定しなければならないことをまとめました。

・仕入原価が発生しない
・在庫が発生しない
・支払いの前に入金が確定し、キャッシュフローを毀損しない
・企業のニーズがまず発生し、発生したニーズを解決する方法を考える。
(仮説提案営業は時間がかかるものなのです。。。)

・今、ナショナルクライアントのマーケティングの主力はWEBもしくはガラケーでスマフォやソーシャルはまだまだ。
・しかしながらリクルートさんや楽天さんそしてサイバーエージェントさんと言ったWEB大手企業は既にアプリをマーケティングの中心にすべく開発に着手している。

(端末がガラケーからスマフォに移行すれば確実にアプリがマーケティングの主戦場になる)
これは図らずも当時一番売れてたのがGREEさんの釣りゲーム(WEB)だったのがガンホーさんのパズドラに取って代わられたことが証明しております)

上記を鑑みて、たどり着いたビジネスモデルはアプリでマーケティングを行う「WEB大手」にアプリの開発ができる「ハイエンドの技術者」を紹介して行く仕組み 。

となりました。能力がありながら機会や人脈に恵まれないエンジニアの方と
ニーズがありながら解決できるハイエンドのエンジニアさんがいない大手との
マッチングを果たすことになります。


学生時代、自分に向いていないエンジニアの勉強を悶々としながら
自分の人生を模索していた私にとっては自ら機会を見つけれない方に
いい機会を提供したい、という一番やりたかった仕事でもありました。