2014年4月1日火曜日

第十二回 自己実現はどこでする?を考えた話

私が考えた
落合さんが「一番好きな事」とは
「自己実現」で

・プロ野球は結果が求められる競技
・一番大事な結果を出すために何ができるか考え
・世の中で常識と言われていることを疑い
・結果を出すために非常にフラットに時には逆から考え
・考えた事を実践すること

これがいわゆる
「俺流」
と言われ、時に嫌われることになるのではないでしょうか。

でなければ能力を嘱望されながら何回もいじめで高校大学で野球部の入退部繰り返すはずがない。
そして大学はついに中退してしまった。

「自己実現」するための道を探し続け、そしてその事が一番好きな事なんじゃないかな、と思います。

切り口を変えれば、自己実現を叶えるための手段が仮に一般ビジネス、IT開発、クリエイティブでもそれが他の何よりも出来たとすれば好きな仕事になったと思います。

余談ですが、落合さんは大学中退した後プロボウリング選手になろうと行った試験会場で交通違反をし、反則金の支払いで試験を受けれず、東芝府中で野球を続けることができたと。
当時社会人の中で同じ東芝グループでも弱小だった府中は彼の「俺流」
そう、「自己実現」を叶えるとしては「最高の場所」だったのです。


そして、彼は熱狂的なガンダムマニアでもあります。センスあったらアニメの仕事してたかもしれませんね。

ちなみに落合さんは79年にプロ野球に入りました。日本のプロ野球史上最大事件と言われる「江川事件、空白の一日」のあの年です。

この年、ジャイアンツはすったもんだの挙句、ドラフト会議をボイコット。
その実現しなかったドラフト指名の二位の欄には彼の名が。

後に彼は成功した後にジャイアンツに入団しますがあのまま新人入団していたらどうだったでしょうか?

規律と伝統を重んじ、異端を容易に認めない日本最高の歴史を持つ球団の「社風」では勝手に常識をゼロベースにする彼は単なる結果も出てないのに「変な奴」で終わったのでは無いのでしょうか。

そして運命のいたずらで入団したロッテは閑古鳥のなく川崎球場を本拠地とする野武士集団。プレーする選手より観客が少ないなんてことも。
ただそれでも彼のやり方は上層部から大分批判されたようです。
それでも活躍のチャンスがあったのは巨大な戦力を有するジャイアンツと違い「層が薄かった」からだそうです。使わざるを得なかったんですね。

彼が自己実現できたのも結果がともなったからで、「目先の仕事で結果を出し」「信頼を勝ち得て」いかなければそもそも「自己実現」なんてできないという話です。

その事を考えながら「どの場所」で何を成し遂げるかを考え続けました。

スマートソーシャル 酒井



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