2014年4月9日水曜日

第十三回 何を目的の転職かという話

落合さんの生き方をモデルに
自分が自分らしく
好きで楽しく生き生きと
かつ社会に貢献できる仕事を続けて行きたいと考えました。

自分がしたい事、できる事、するべき事はなんだろう?

ただ漠然と考えていてもわからない。
人間、自分のことが特にわからないものです。

ですので今まで生きてきた中で
仕事を通じてとにかく嬉しかったことを
思い出しました。

新人で入社してから嬉しかったことといえば

・営業で他の人と違う自分なりの業界を発掘し鼻が利くと褒められたこと。
・新商品を企画し、立ち上げ、販売したこと。
・企画したマーケティング手法が全社横断プロジェクトに採用され新規事業となったこと。
・自ら考えた広告コンセプトを提案しお客様のマーケティングスタイルを変えたこと。
・自分が携わった仕事で人生が変わったとエンドユーザーの方に聞いたこと。

自分なりのやり方で「新しい価値」を提案し、それが受け入れられ、貢献できた時に
喜びを見いだすということがわかってきました。
そして自分自身の経験から可能性を閉ざされた人たちに「機会」を紹介する仕事がしたいとも強く感じました。この思いは当然今も変わっていません。

自分のしたい事はおよそ定まりましたが、肝心なのはどの場所で
それをするかです。

落合さんの人生の話じゃないですが、ステージ選びを間違えると大変な事になる。
楽しすぎて結局18年もリクルートに居続けましたので私はとうに不惑を超えておりましたし
子供も二人おりました。ここに来ての失敗は許されない。

ですので、入社の時と同様に過去事例から分析をし、どのようにしたら良いかを考えました。

リクルートの先輩たちのセカンドキャリアのパターンは以下のようになります。

転職パターン
A:大手有名企業に華麗なる転身。
B:ベンチャーに転身でIPO目指す(起業含む)
C:老舗企業のイノベーションのお手伝い(社長の片腕)
D:クライアントへ転身


そして以下が独立パターン
E:凄腕フリーコンサルタントとして独立
F:起業 会社
G:起業 飲食店

そもそも特に能力がなかった私が仕事ができたのも、とんでもなく優秀な
周囲のリクルートの人々に支えていただいていたから。
この事は在籍中から強く感じていました。ですので単純にAからDの転職をし、
自分の能力で勝負し生きて行くというのはあまりに危険だと感じました。
特に社外の方のリクルートOBに対する印象とか評価はそもそも総じて高いのです。
自分の良さはリクルートという土台で「周りに支えられていた」から発揮できていた、
というのは入社時から変わらない気持ちでした。

ですので、EからGなんですが、性格的にEでもない。まして料理なんてからっきし。
消去法の中でFと決めたのですが、やることも定まらないFは愚の骨頂。

そこで、逆転の発想でFを実現するため、一緒にやれる「仲間を探し」に
転職しようと決めました。

ただ、仲間を探すと言っても自分にもセールスポイントがないと困ります。
自分の最大のセールスポイントは誰からも嫌われない

「愛されキャラ」

でリクルート在籍中にその強みで築いた「先輩後輩のネットワーク」でした。
そしてそれは起業以来、ずっと私を助けてくれています。
自分の強みを最大限に活かすための旅立ちを始めたのです。

スマートソーシャル 酒井


0 件のコメント:

コメントを投稿